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介護福祉士の通信教育の話を聞き・・・

私は訪問介護として仕事を始めたころ、介護の実務経験が3年以上あると、国家資格である介護福祉士を受験することができると同僚の介護職員から聞きました。その人は、「来年の1月に試験があるから、今勉強中なの。」と言い、いつも昼休みに教科書を広げて勉強をしていました。その時は大変そうとしか思わなかったのですが、その1月に見事合格を果たした同僚を見て刺激を受けました。仕事をしながらでも国家資格が取れるなんてすごいなあと感心しました。それからしばらくして、その同僚に介護福祉士の通信教育の話を聞き私も案内書を取り寄せてみました。毎年1月に試験があることから、「この1月スタートなら、お仕事しながらでも楽々合格!」と案内書の表紙に書いてありました。一年間の勉強か、、、やってみよう!と思い、思い切って申し込みをしました。あと1年で実務経験が3年になるし、ゆっくり始めようと思いました。勉強をしながら介護の現場に行くと、なんとなく今まで曖昧だったことが分かったり、今までよりも自信が持てるようになりました。テキストは全6冊ありました。1、介護概論、介護技術、形態別介護技術、2、医学一般、精神保健、3、社会福祉概論、老人福祉論、4、社会福祉援助技術、レクリエーション活動援助法、5、老人障害者の心理、障害者福祉論、リハビリテーション論、6、家政学概論についてです。その他に、用語、法令、資料集や、過去問題集、模擬試験集がたくさんありました。それに、実技試験用のビデオまでついていました。私は介護技術講習会に出席して実技試験は免除してもらいました。自宅学習では定期的に添削課題集を郵送すると、丁寧に添削したものが返信されてきました。「頑張ってますね!」と赤ペン先生らしき人物が私を励まして下さいました。通信教育の費用は、47000円でした。予定より早く全ての提出物も終了し、試験当日はわりと自信を持って行くことが出来ました。

そして、見事一発合格をしました。通信教育、介護技術講習会、利用者さん、同僚、全ての方々に感謝です。

介護福祉士の仕事をしていて一番辛いこと

私が介護福祉士の仕事をしていて一番辛いことは、介護していた利用者が亡くなることです。以前、利用者にこんな事を言われました。「死ぬ前に、あんたに出会えて良かったわ。」と。その女性は特に死に直結する病気ではありませんでしたが、90代でしたのでいつお迎えがきてもおかしくないと常に話していました。そして、「人間は何歳になっても、まだ死にたくないまだ死にたくないと思うもんだよ。でも先はそう長くない。あんた、毎日一所懸命生きているか?」と言って下さいました。私は週に一度1時間の家事援助でその女性宅を訪問しました。90歳でありながら、痴呆症でもなく身体介護は必要としませんでした。料理など細かい仕事は出来ないので料理をつくり洗濯物を干し掃除をして終わりです。いつも、早く仕事を終わらせて、一緒に歌を歌うことをせがみました。昔の歌を一緒に歌うととても嬉しそうな顔をして喜びました。「何回も何回も同じ歌を歌ってくれる介護士さんはあんたが初めてや。あんたで良かった。」と言ってくれたことが忘れられないのです。私もいつの間にか、その方を亡くなった祖母と重ね合わせていたのかもしれません。訪問と訪問の1週間の間にある日、その方は安らかに天国に逝きました。その方は一人暮らしでした。お通夜では、近くに住む二人の娘さんの家族が悲しげに私を迎えてくれました。私は今までお会いしたことがなかったので、軽く挨拶をして帰ろうと思っていました。しかし、その娘さんは私を見るなり、「最後、母を幸せにして頂き本当にありがとうございました。」と嗚咽し出したのです。「いつも、よくしてもらっている人がいると母から聞いていました。」と言い、いつの日か二人で一緒に撮った写真をそっと出してきました。この一瞬は、介護福祉士という立場を忘れ、泣き崩れてしましました。我に返り、私は胸の中で天国の祖母にお願いをしました。「まもなく、歌の上手い友達がそっちに行くからよろしく!」と。今でも何か辛いことがあると、「一所懸命生きているか?」という言葉に励まされ頑張っています。

介護事務、やってみない?

私の勤める高齢者ケアセンターでは、訪問介護士の人数に比べ介護事務の人数が少なくて、事業所の所長も頭を悩ませていました。実際、訪問介護士の私は同僚の介護事務の人から「介護事務、やってみない?」と誘われたりもします。よほど、手が足りないのでしょう。3人の介護事務士のうち、2人は介護事務だけをしているのですが、あとの一人は訪問介護と介護事務を兼任でしています。その方は「ずっと事務所にいると息がつまるから、半分は外の空気を吸うために訪問介護をしてるのよ。」と生き生きした表情で話してくれました。あっちもこっちも大変そうと思っていたのですが、それとは反対にいつもリフレッシュできて仕事の能率も上がるんだなと思いました。それもいいなあ、そして少しでも介護事務のお手伝い出来たらいいなあと思い、思い切って所長に相談することにしました。「一日の半分は介護事務士として働かせて頂けませんか?」と。すると、「じゃあ、介護事務の通信教育でも受ける?」と言われ、さっそく某社の介護事務の通信教育の案内書を取り寄せました。その時に参考にしたのが、介護事務の資格取得ガイドです。まず、目に入ってきたのが、「介護の資格と違い、スクーリングが不要」という内容でした。確かに介護職員の資格を取る時は、10日間のスクーリングを受けなければなりませんでした。その時は無職でしたので不自由なく受講できましたが、仕事を持っていては無理です。こんな便利なことはないと思いました。その案内書には、3タイプの受講方法の説明がありました。通学コース、通信コース、Webカレッジの3タイプの中から、自分に合ったものを選べるものです。私の場合、今現在働いているので通学コースは不向き、Webカレッジも家にパソコンが1台しかなく家族を共有しているので不向きです。通信コースがいいなと思いました。標準受講期間は4ヵ月です。介護保険制度、介護給付費明細書の他に、高齢者の心理などについて学べる教科書があります。手紙やFAXで質問が出来、その上で修了試験をするというものです。私は早速申し込みを決めました。一日でも早く、介護職員と介護事務の兼任をしながら働きたいと思います。